05489-190429 ホワイトバランスで悩んでいるとのご質問にお答えしました
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昨日の結婚式、披露宴にて隣席でご一緒した方からのご質問。
「ニコンの一眼レフ「D5600」を買ったのですが、ホワイトバランスで悩んでいます。黄色くなってしまうんです。」 https://flic.kr/p/257aeor https://live.staticflickr.com/65535/40763819633_0c36ca1d54_k.jpg
shio.iconの回答は下記のように、3通りの方法を提示しました。
1. 撮影時にマニュアルでホワイトバランスを設定する。
2. ホワイトバランスを簡単にマニュアル設定できるツールを携行し、毎回利用する。
3. rawファイルを開いてホワイトバランスを調整する。
1.と2.は撮影時に操作が必要で、さらに2.は別のツールを要するため、撮影のタイミングを逃したり、荷物が増えたりします。周囲の光や撮影の向きが変わるたびにマニュアルでホワイトバランスを設定し直すのは、現実的ではありません。
撮影のリズムを崩さずにホワイトバランスを思い通りに調整するなら、rawファイルを使うのがベスト。また撮影後の作業もjpegと何も変わらない。一般に「raw現像」という作業が必要だと思われがちですが、不要です。カメラで撮影したrawファイルをMacの「写真」アプリに読み込めば、そのまま閲覧、編集などができます。ホワイトバランスを自在に調整できます。Finder上でもサムネイルに写真がそのまま表示されますし、各種のアプリにもそのまま使えます。つまり、jpegファイルと完全に同じ使い勝手でrawファイルを扱えるのです。Mac/iPhone/iPadがOSレベルで各社のrawファイルに対応しているから。
写真アプリに読み込んだ写真のホワイトバランスは、ほとんどの場合、「自動」ボタンをワンクリックするだけで綺麗になります。めっちゃ簡単。もちろんスライダーを左右に動かすことによってもっと詳細な調整も可能。
「写真」アプリで写真を扱えば、すべてiCloud経由でそのままiPhone/iPadに同期されます。写真をiPhone/iPadに「転送」する必要なく、Mac/iPhone/iPad間で常に最新の編集結果を利用することができます。便利。
写真の扱いを目的にMacを買うなら、MacBook Airがいいと思います。画面が大きくて、価格は安い。
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このようなお話をしたところ、「Macだとrawファイルをそのまま扱えるのですか!! Macは映像編集などが得意だと聞いてはいましたが、それは知りませんでした。買います!!」とのこと。
昨日の記事に掲載した写真もすべて、rawファイルをMacの「写真」アプリに読み込んでホワイトバランスを「自動」または手動で補正したものです。
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